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SORAKASA ワークショップ

SORAKASAKITとは

SORAKASA KITは当社オリジナル傘の+TIC(プラスチック)の構造を利用した手作り傘キットです。

SORAKASA KITの特徴としては大きく分けて2つあります。
1つ目は全ての素材がプラスチックということです。金属を使用していないため、錆びることが無くリサイクルすることが可能です。また、骨部分に関しては強化プラスチック(FRP素材)で作られているため、風に強い構造です。
2つ目は、安心・安全設計です。石突(傘の先端のパーツ)が尖っていないため、お子様が使用しても安全に使用することが出来ます。
また、SORAKASAにはハジキがないため手を挟むことがなく、開閉時はロクロ部分を上げる、下げるだけなので小さなお子様でも安心して使うことが出来ます。

ビニール傘における社会問題

日本では毎年、何本の傘捨ててられていると思いますか?
なんと、1年間に約1億2千万本の傘が廃棄されています。そのうち、ビニール傘の廃棄量は半分の約6千万本と言われております。しかも、ビニール傘は鉄やアルミ、プラスチックなどの複合材から構成されているため、リサイクルされず燃えるゴミや埋め立て処理されています。
(自治体によって処理方法はことなります。)

さらに、台風や強い雨、風の後の道路に壊れたビニール傘が捨てられているのをよく見ます。

壊れたビニール傘は骨などが剥き出しで危ないです。こうした、日本におけるビニール傘の社会問題についてワークショップ時に伝えていきます。

環境教育

SORAKASA KIT WORK SHOPではビニール傘の社会問題について考え・学び、傘の構造についても学べます。
構造を理解したうえで傘を組み立てることにより、傘への理解度が高まり、傘への興味が増します。皆様のオリジナルなデザインで世界で1本のMy First Umbrellaを作成し、長く愛用して頂くことで、傘の廃棄量が減り、道路への傘のポイ捨てが減り、環境に優しく、きれいな街になり、エシカル面を意識するような人材になることを目指しています。

サエラが思い描く理想像

サエラはこのワークショップを通じて子どもたちに学んで欲しいことは、5つあります。

① 完成に至るまで工夫しながら創造していく(想像力の育成)

② 自分で作り上げる喜びを体現する(大切なものへの愛着心の発見)

③ 美しいデザインはどういうことなのか理解する(デザインと未来)

④ 傘の構造や、傘の現状を学び、観察する(環境に対する様々な見解を得る)

⑤ 消費は自分たちの未来に影響を及ぼすという認識を得る(経済の仕組みを学ぶ)

5つのことを学び、傘に限らず身の回りの物に愛着を持ち、大切に使う気持ちを持ち続けてほしい。それがサエラの願いです。